Vault 13

Fallout2の中央コンピューターに処刑前夜の監督官の遺書が残されているが
どうやらVaultの住人を外に出した時点で住人の封じ込めが成り立たなくなり、Vault13が破綻することを見越していたと思しき独白が続く
開放派を勢いづける英雄の存在はとても許容できないし、英雄を早期に追放することでなんとかVault実験を続行しようと図ったが結局失敗してしまったという謝罪でしめくくられている

浄水器が壊れた以上、探索を出すことは必要不可欠だったとはいえ、いかに苦渋の決断だったかが察せられる
彼の末路を決定づけた騒動も大元を辿ればVault社による発注ミスという辺り、彼もVault実験の杜撰で冷酷な扱いに振り回された犠牲者の一人と言える

このvault13から出発した開放派の末裔はVaultの住人と共に遠い北西の地でArroyo村を築いた
時を経て村を襲った大干ばつの際、持ち込まれたVault13印の水筒を頼りにG.E.C.Kを求めて選ばれし者を送り出すFallout2の物語へと繋がっていく

またVault13の住人は全てが脱出した訳ではなく残留派もいたようだが、この子孫はFallout2の作中でエンクレイヴによって司祭1名を残して全員が拉致され、過酷な実験に投入される。
どうにか実験を生き延びてオイルリグから脱出したVault13残留派の子孫は、Vault13へ帰還することよりもArroyo村の住人と合流する道を選び、Vault13の住人が時を経て一丸となり力を合わせて村を興していく、というドラマチックな物語が繰り広げられた

まぁ、外の世界の知識や戦闘力を身につけた主人公がどういう変化を起こすか分からんし
vaultの中に籠もって現状維持が最善手なんだから、リーダーとしては間違った判断ではない
道義的にはどうあれ、主人公がいなければ、主人公がイベントを起こすことは無い訳だから

主人公を追い出したあとに発生したイベントで主人公さえ残っていれば・・・、ってのは結果論だわな

初代Falloutにて喧嘩を売ると台座式の連装ミニガンで応戦してくるここの監督官だが、何と作中数少ない不死属性のようだ。
何しろ確実にクリティカルの発生するPerkを取得してもこいつ相手には絶対発生しないばかりかあらゆる攻撃が微々たるダメージしか与えられず近接攻撃に至っては高台に居るので届かない。恐らくダイアログに出ないだけでダメージのつど回復している。

筆者は意地になってミニガンとガトリングレーザー500発ずつ、ミサイルランチャーも数発撃ちこんだが文字通り徒労に終わった。というか戦闘が終わらなかった。

Fallout1では浄水チップ探索イベントを終了せずに暫く後訪れると、Vaultの住人が外に出て平気なのを見て、外に出て生きていこうと主張するグループが出てくる（クーデターまでは起きないが）ことや、全てを終わらせ戻ったVaultの住人に監督官がVaultに戻るなと言い、Vaultの住人は去るなど、Vault101と同じ様な反応が起きる。

Fallout2でG.E.C.K.を入手するために訪れると、デスクローがお出迎えしてくれる、そのデスクローが喋り、友好的である、監督官が居た場所にデカイコンピューターが設置されている、と、前情報無しで行くと驚くこと間違いなしである。

>>17
ちなみに開発は「BioShock 2」や「Dishonored」などで知られるArkane Studiosである。

またこのゲームには、ライターとしてFallout 2・NVの中心的開発者の一人であるクリス・アヴェロンが参加している。

開発は違うが同じベセスダの姉妹作「Prey（2017）」の水処理施設内のログ内にこっそり名前がして登場している

>>12
101のその後はあまり情報を作らない(3のプレイヤーであったため)のだが、数少ない公式設定ではメガトンの自宅を拠点としつつ珍品集めに精を出しているとか。
浄化プロジェクトも無事に完了しているようなのでVault 101に直接手を下すことはしていなさそうではある。
むしろ対外関係の厄介事の解決役として振り回されているのかもしれない。

なお、Vaultの住人がBloody MessのTraitを取得していた場合は
監督官の末路が若干異なり、Vaultの住人に出て行けと行ったその場で
Vaultの住人によって撃たれ、半身が吹っ飛んで死亡するというゴアな結末になる。

>>13
GECKにウォーターチップを作る機能はない
2のGECKと3のGECKは全く設定の違う別物

Vault 13にGECKがあったのなら外にスペアなんか探しに行かんで
それ使ってウォーターチップを作るなり
FO3みたく放射能水を真水に変えるなりできたのではなかろうか？

間違って配備されてたなら使い方や
そもそもどんな物なのかを知らなかったのかもだが
2をやってると1当時のVault 13の監督官の判断が疑問だ

最強の戦力に成長したVaultの住人を追い出してしまったのが壊滅の遠因であるならば、アイツを追い出した101も同じような末路を辿るのだろうか。人は過ちを繰り返す

Fallout1の監督官は「Vaultの住人」追放後、それが原因で暴動が発生し処刑されたことがFallout2で判明する。

天地創造キット、GECKが配備されている数少ないVaultの1つである…のだが

Fallout 2のストーリーはVault13にあるGECKを求めて旅に出ると言うもの
しかし実はVault13のGECKはVault 8(後のVaultシティ)に配備されるはずだった2つのGECKのうちの1つが"手違い"でVault13に届けられていたものであることが劇中で判明する
そしてVault8には本来Vault13の備品だった100個のウォーターチップのスペアが届けられてしまっていたらしい

この手違いがなければVault13は安泰のまま、Fallout1が始まらなければ2も存在していなかっただろう

Fallout: New Vegasの初回封入特典ではVault13キャンティーンと呼ばれる
所持しているとランダムで体力とH2O（ハードコアモードで追加されるパラメータの 1 つで、主人公の運び屋の喉の渇きを表している）を若干回復してくれるというmisc扱いの水筒が登場している。

ちなみに之、Fallout2でのクエストの手がかりとなるキーアイテムのオマージュだとか何とか

このVaultで行われた実験は住民を200年もの間、長期的に隔離するという実験だったとされている。
しかしエンクレイヴの大統領の「被験者が必要になるまでは閉じたままになっていた」 との発言もあるので恐らくはエンクレイヴのメンバーが減少した際や実験体の補充用も兼ねていたのかもしれない

ちなみに何故このVaultの浄水チップが壊れたのかという理由は
Fallout2のスペシャルエンカウントにて判明している。

詳細はGuardian of Foreverを参照の事

Vault内部に固定兵器が設置された例としては過剰武装で知られるVault34の監督官室に複数のタレットが設置されているのが確認されている。
又Vault 11では悪名高き処刑室に設置されている等、必要に応じて設置されているとも考えられる。

ここだけでなくLos Angeles Vault（ザ・マスターの根城）もそうなのだが、何と監督官席の左右にミニガンが据え付けられた固定砲台となっている
監督官に喧嘩を売った場合も使ってくるのだが武器のミニガンより少々弱いのだが、Vaultの住人の項目にあるFEV漬けバッドエンドの際、攻め込んできたスパミュ軍団を相手にこれで善戦するシーンを見る事が出来る
だが最後にはタフさと数で勝る彼らに取り付かれ、ボコボコに殴られる場面で映像は途切れ、そのままタイトル画面へ戻されてしまう

しかしこのミニガン、住民との内紛も予想しての事だったのかは不明である

もしかすると虚偽広告ではなかったかもしれないが、どっちにせよ半減期までさえ持たない

カリフォルニア州に存在するVault-Tec Vault。初代Falloutの主人公の出身地
2277年に開くように設計されていた。

2063年8月に製造され、西海岸では最も最後の2069年3月に完成した。

2161年にウォーターチップを求めて開き、その後2242年にエンクレイブによって中に居た住民は、誘拐か殺害されて、デスクローを放った

2287年現在はどうなったか不明。